舞台 「空のかあさま」



★ 2001年5月4日〜7月1日

[主な出演]池内淳子、斉藤由貴 他
場所:芸術座

5月31日、舞台「空のかあさま」を観てきました。
1列目は本当に近かったです。舞台まで手が届くくらいでした。
ネタバレ的なこともたくさん書きますので、これからご覧になる方は ご注意ください。

雄基さんは3幕目からの登場ということでした。毎度のことですが、 誰かが初めて舞台に登場してくる時は、拍手が起こるものなのですが、 その拍手が誰に対しても意外と少ない。。なので、雄基さんが登場した時は、 拍手をするタイミングを逃さないようにしようと、思っていました。 (前回、「道頓堀〜」の時に、タイミングを逃したのがかなり痛かったので。。) そして3幕目。いつ登場かとわくわくしていたら、ドドドドドドドーーーッ! と、走りながら、大声でセリフを言いながら、雄基さん登場。 私はてっきり池内さんや斉藤由貴さんの時のように、舞台の袖から 静かに歩いて登場するものだと勝手に思っていたので、予想が外れて ちょっとびっくりしました。でも次の瞬間「拍手だ!」と思って、 すぐ拍手をしたので、タイミングを逃さずに済んで、ホッとしました。

雄基さんの役は「上山正祐(うえやままさすけ)」という、上山家の息子という 設定なのだが、実は、ミチ(池内淳子)の次男で、テル(斉藤由貴)の弟という 役でした。そのため、テルとは姉弟ではなく、従姉弟として育つのですが、 テルのことを好きになってしまう。。そして、テルも。。

最初の雄基さんは18歳の設定だったかな? そのため、とっても若く見えるメイクでした。 ちなみに、池内さんは39歳の設定。

テルと正祐のシーンは、とっても楽しそうで、微笑ましかったな〜。 それから、雄基さんがハーモニカを吹くシーンもありました。

それと、雄基さんが座って靴を脱ぐシーンがあったのですが(しかも2回)、 その真ん前だったので、かなり近かったため、「客席を見られていたりして?」 なんて勝手に思って、ちょっと恥ずかしいくらいでした。(私が) でも間近で見られるのが嬉しくて、真面目なシーンなのに、 顔がゆるんできちゃって、こらえるのが大変でした。(^^;

でも舞台に近い分、幕に字が出たりする時(結構多い)は、 ちょっと読みにくかったりもしました。

池内さんはもちろんですが、斉藤由貴さんの演技が予想以上に良くて びっくりしました。泣きのシーンは、かなりすごかったです。 うるうるしちゃいました。 みんなところどころ、涙した箇所があったようですが、私は テルが「ふーちゃん、ふーちゃん、ふーちゃん!!!」と半狂乱で 連呼するシーンが一番きました。

いつも3部構成が多い舞台ですが、今回は2部構成だったので、 個人的には良かったです。いつも休憩が長いな〜と思ってしまうので。

それから、今回最前列だったので、舞台セットがよく見えました。 時計が動いてないとか、雪を降らせる仕掛けが、籠の中に小さく切った 白い紙を入れて、籠をゆっくり回転させるものだっていうのを見られたり。。 雪のシーンのあとは、「これ、一瞬で掃除できるのかな?」なんていう 大きなお世話!な心配までしちゃいました。 場面が変わったあと、よ〜く見たら、何枚か白い紙が落ちてました。 ただ1つ、セットの入れ替えの音?がガラガラとかなり聞こえていたのが、 ちょっと気になりました。

雄基さんの衣装、髪型は、毎回違っていたので、 いろんな雄基さんが見られて良かったです。 ストーリーも面白かったので満足でした。