舞台「青木さん家の奥さん」





2000年9月13日
[主な出演]南河内一座、高橋克実
場所:三鷹市芸術文化センター

ほとんどアドリブの舞台でした。始まる前に「この舞台、何時までなんですか?」と係員に聞いたら 「アドリブなので、終わる時間がわからないんですよ」と言われました。(^^;

では内容の紹介。全部書くとキリがないので雄基さんの場面を中心に書きます。


「♪君は〜いつも僕の〜薬箱さ〜〜♪」と、らいおんハートを歌いながら雄基さん登場。 「らいおんハート」はと〜っても好きな曲なので、その曲を歌ってくれて嬉しかったです。しかも、歌いながら歩いていて、最後止まって 歌っていたのですが、それが私の真ん前だったのです。 一番前の席だったので、目が合うことはなかったのですが、めちゃめちゃ緊張してしまいました。 酒屋という設定を考えてか、無精髭をはやしていました。

簡単に解説します。 この舞台、場所は酒屋です。従業員は4人+新人。 そしてこの4人は、皆、青木さんのお宅に配達に行きたいのです。 理由は、きれいな奥さんがいるから。 しかし、その青木さん家からの伝票がなくなってしまった! そこで4人で「あいつが悪い!こいつが悪い!」の喧嘩?がはじまります。 しかし新人にはわけがわからない。そこで4人が青木さんの奥さんとは こんな人なんだ!ということを教えます。4人のいろんな話を聞いた新人は 自分も行きたい!と頼むのですが。。 というのが背景です。

一番最初は、今日から酒屋に来た新人がじゃがいもの芽をむきながら 野球での失敗を嘆いている。じゃがいもは、お得意さんへのサービスに 使うらしい。

まず最初は、「伝票どうした?」という会話で各自工夫をこらした発言を していました。全員「俺が注文を受けたけど、それを誰かに盗まれた!」と 主張するのです。

その際に雄基さんは内藤さんに「バイクに風車つけてただろー? トランペットしょってただろー?しょーこー!って叫んでただろー?」 などと言われていました。過去のドラマネタがいくつも出てきて 面白かったです。高橋さん相手にタックルも何度か見せてくれたし。。 で、「おまえが盗んだんだろ!」と言われた雄基さんは、こんな弁解を。

「久しぶりに、青木さん家に行ける〜と思ってたんだけど、ちょっと小腹がすいた ので、パンでも食べて行こうかな〜と思ったんだよ。で、パンを割ってみたら 中から、ニホンカナヘビが出てくるんだよ!もうびっくりしたよ〜。 そのおかげで、こことこことここを怪我しちゃって、病院に行ったんだよ。 で、怪我したときに伝票をばらまいちゃってさ〜。病院から帰って来たら 伝票はなかったんだよ。で、そこに、髪の毛が2本落ちてたんだよ。長いのと短いの。 (高橋さんのだと訴えている)」

それに対する高橋さん、
「そうだよ、俺のだよ〜(と開き直る)。飼ってたんだよ!メスだっただろ? ジャムパン。オスはクリームパンの中で飼ってるんだよ!」 (パンの名前とオスメスは、記憶が曖昧です。間違ってるかも)

とかいう話を各自その場で作るのです。 かなり苦しそうな場面もあったのですが、そういうのを見るのが 楽しかったりします。

次に、青木さんの家に行った時に、何をしてくれたか という話に移ります。
1番手:内藤さん
「俺は、家に上がらせてもらったんだよ〜」とかなり自慢気。

それに対する2番手:雄基さん
「上がっただけ?俺なんて冷たい麦茶出してくれたよ。自家製の。」

このセリフに対して、「麦茶は自家製に決まってるだろ!」という突っ込みを 誰かが言うんじゃないかな〜と思っていたら、雄基さんはさらに上手だった。

「麦、栽培してるんだよ」

このセリフにはやられたと思いました。こう来るとは思わなかった。 それなら確かに、自家製ですね。。。

それに対する3番手:高橋さん
「『ばかうま』はなかったの?ハッピーターンみたいな(なつかし〜)せんべいで 食べ始めると止まらないんだよ〜」

「それって、ばかうけじゃないの?」とたぶんみんな思ったことでしょう。。

でも高橋さんはしばらく『ばかうま』と言っていたのですが、少しして何か違うと 気づいたらしくて「あれ?『ばかうま』じゃなかったかな?『ばかうまい』かな?」 と全然違う方向に行ってしまいました。(^^;

その次はもらったもの自慢。
内藤さんが「俺なんて、奥さんが刺繍したハンカチもらった。」というと、 それに対する雄基さんは

「俺なんて、奥さんが着てたTシャツもらった。”ちょっと待ってね”と 言って、その場で脱いでくれたんだよ。生Tだよ。」

もちろん「そんなもんくれるか〜!」と周りからの攻撃にあっていましたが。

その後、高橋さんは「俺なんて髪の毛もらった」と言っていました。 (それまでに、例のごとく、高橋さんは髪の毛ネタでいろいろ言われていました)

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