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山本周五郎生誕100年記念番組「初蕾」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■2003.12.8 放送 前日にメイキングを見ましたが、あのセットが全部スタジオってすごいですよね〜。。 全然そうは見えないです!! 今回、プロデューサーが舞台でおなじみの石井ふく子さん。 演出が、鴨下信一さんというのがびっくりでした〜〜。 出演者がこれまたすごいです! 宮沢りえさん、池内淳子さん、若尾さんさんって。。 過去に雄基さんが共演した方ばかり。 池内さん、若尾さん、雄基さんの3ショットはなんか不思議な気がしました。(笑) この番組は、正直雄基さんがでていなければ、見逃していたと思いますが、 予想以上に良かったです! 最初にあらすじを聞いたとき、昔は捨て子を簡単に育てるの?って思ったんですが、 息子もどこかで他人の情けを受けているかもしれない。。って思ったからだったんですね。 最初はお民のわがままっぷりが目立って、おぃおぃ〜と思いましたが、 そういうキャラじゃないと成り立たないストーリーだった気がします。 そして結局、お民はかなり長い間あの家にいたようで。。 でも半之助が帰ってくると聞いて、自分はもうここにはいられないと思うお民でしたが、 はまがお民の正体?を知っていたことがびっくり!! しかもお民が来た時からってすごい。。 だから、厳しく躾をしようとしていたなんて〜〜。 お乳だけあげればいい!なんて厳しいことを言っていたのも、 知らない振りをするためだったのかも。。? でもお民のことも受け入れてもらえたようだし、良かったですよね〜。 これがもし何もかもが普通に展開して、半之助が、「子供ができたからお民と結婚したい」 なんて言っていたとしたら、絶対許してもらえなかったと思うし、 子供はお民が一人で育てることになっていたはずですよね。 そう考えると、半之助が江戸に行ってくれたからうまくいったわけで、 江戸へ行く理由を作ってくれたのは森田なので、これはすべて森田のおかげなのでは?(笑) 最後に半之助の近況を知らせてくれたのも森田でしたし。 斬られはしたものの命を落としたわけではなかったし、 出番は多くありませんでしたが、かなりキーパーソンだった気がします。 雄基さんが出てくると、場がさらに引き締まる感じがしますよね。 最後、お民は半之助と再会するのかと思いましたが、その部分まで なかったのはちょっと残念でした。。お民はその後もあの家に 居られそうではありましたが、それは半之助と結婚するということなんでしょうか? 子供に「実は母親です」と明かすんでしょうか?それとも乳母として、 ずっとあの家に居るのか、どうなんでしょう?? まぁ、お民としてはどういう形であれ、半之助と小太郎と一緒に居られれば、 幸せなんだと思いますが。。 演出的には、鏡越しにお民を映すシーンが、とっても印象的でした。 |