シドニィシェルダン作品一覧

1、ゲームの達人2、明日があるなら
3、時間の砂4、真夜中は別の顔
5、血族6、明け方の夢
7、私は別人8、天使の自立
9、星の輝き10、神の吹かす風
11、陰謀の日12、女医

遺産、氷の淑女


独断と偏見による、作品ランキング!!

順位タイトル 評価出版社
1位 ゲームの達人、明日があるなら ★★★★★アカデミー出版
2位 星の輝き、天使の自立、明け方の夢★★★★アカデミー出版
3位 真夜中は別の顔
遺産、氷の淑女、女医
★★★アカデミー出版
徳間書店
4位 血族、私は別人、陰謀の日★★☆アカデミー出版
5位 時間の砂 ★★アカデミー出版
6位 神の吹かす風 アカデミー出版


電車の中で「この本を読んだら寝不足になる!」という広告を見ていた頃は、 信じられなくて見向きもしませんでした。でも、貸してくれるという友達がいて 読んでみたら。。あの広告は嘘じゃなかったようです。。今では全巻、家の 本棚に並んでいます。今回、作品ランキングをつけるために、読み返して みたところ、「面白かった!」ということは覚えていたのですが、ストーリーは ほとんど忘れていました。何度でも楽しめる本です。

ランキングですが、「明け方の夢」は、「真夜中は別の顔」の続編なのですが、 別々に評価してみました。

私が一番好きなキャラクターは、「明け方の夢」に出てくるナポレオン・コタス (弁護士)です。彼の命懸けの弁護(お世辞抜き!)には絶句でした。 最近はストーリーの傾向が少し変化したような気がします。

1999.2
「陰謀の日」を読みました。前作の「神の吹かす風」がイマイチだったので、今回少し心配 していました。確かに面白かったのですが、ストーリー的にもう2ひねりくらい欲しかったなぁ。。 だって、思いっきり予想通りだったんだもん。。なんといっても終わり方が物足りなかったです。 かなりあっさり終わってしまった気がします。

2000.5
「女医」を読みました。先にテレビで見ていたので内容はほとんど知っていましたが。 旅行会社での「ストレス解消」が最後にあんな形で証拠にされてしまうのには びっくりしました。


☆エリザベス・ゲイジ

とても シドニィ・シェルダン に似ている感じです。登場人物の名前も、 かなり重複しているのが気になります。現在「ゲームの行方」「パンドラの箱」 「タブー」「愛の深淵」の4作が出ています。



☆ダニエル・スティール

シドニィ・シェルダン と同じ アカデミー出版 の超訳 で出ているということで 読み始めました。
「アクシデント」「幸せの記憶」「二つの約束」の3作 を 読みました。1作目の「アクシデント」を読んだ時点でハマってしまいました。 女性作家だけあって、共感できるものがすごくあり、本を読みながら、涙が 出そうになった初めての作品でした。



☆西村京太郎

トラベルシリーズなども好きなのですが、なんといっても、「名探偵シリーズ」 が好きです。明智小五郎、メグレ警部、ポワロ などの名探偵を登場させて 推理させるという発想が素晴らしい。(単に明智探偵が好きなだけとも言う。。) それぞれの名探偵の特徴もよくつかんであり、面白いです。



☆ 高木彬光

神津京介、霧島検事などは有名ですが、私のイチオシは「白昼の死角」です。 主人公が突飛な事件をいろいろと起こすのですが、どれも法律の死角をついた もので、ここまで完璧にやってくれると、犯罪にもかかわらず、憎めなくなって しまうから不思議です。



☆ 乃南アサ(のなみあさ)

乃南アサの小説は最初に背景を全て説明しないところが特徴だと思います。 ある一点には全く触れずにストーリーが進んでいくので「これは何のことをいっているのだろう?」と推理しながら読まなくてはなりません。それがストーリーに引き込ませる秘訣なのかもしれませんが。。

それから目のつけどころがいい!というか今の私の波長にとても合っているような気がします。何気ない行動の中で無意識のうちにこだわっている部分が活字になっていて、読んでいてニヤリとしたくなるようなことも多いです。

それから2つのストーリーを交互に描いている話もあり、初期のシドニィ・シェルダンを思わせるようなところもあったりします。

読んだ本・・・「花盗人」、「家族趣味」、「6月19日の花嫁」、「ヴァンサンカンまでに」、「パラダイス・サーティー(上・下)」、「水の中のふたつの月」、「幸福な朝食」