原作:「ゲームの名は誘拐」 東野圭吾


登場人物

主人公(おれ) サイバープラン社員:佐久間駿介
日星自動車副社長令嬢:葛城樹理
日星自動車の副社長:葛城勝俊
以下、思いっきりストーリーに触れます。 とりあえず、文字色を変えてありますので、 本当に読んでも良い方はボタンを押してください。
この小説の主人公はどうやら「おれ」らしく「おれ」の視点で書かれているようです。 ひらがなで書いてあるのはちょっと珍しいかな?

最初のページにあった佐久間の「そうですか」というセリフなんですが、 付き合って3ヶ月の彼女から結婚話を出されて、うんざりした後に 出てきたもので、なんかすごーーく嫌味っぽく言う直人さんが想像できたので、 このセリフは絶対言って欲しいです!!あと、メールチェックをするのですが、

不要なメールは読まずに削除する

というシーンも是非映像で見たいですね〜。

佐久間が勤めるのは「サイバープラン」という会社。 社長役は誰。。?と考えているのですが、今のところ「この人!」という人が 浮かばないです。。一瞬小木茂光さん?とか、升毅さん?ともよぎったのですが、 ちょっと若いかなぁ。。?

佐久間たちが何週間もかけたプロジェクトを日星自動車の副社長、葛城勝俊に 却下されるわけですが、この部分は「何週間」というよりも「何ヶ月」の方が 良いような気が。。なんて思ったりもしました。

で。この中にいくつか場所を示す名称が出てくるのですが、 環八とか、品川、五反田などなど。。ぜーーんぶ私の行動範囲じゃないですか!(笑) 是非その辺りでロケをやって欲しいものです。

佐久間が屋敷から抜け出した樹理を追う理由が最初はわからなかったのですが、 要するに、「葛城家の秘密になるものなら使える」って思ったからなんですね。。 そして、葛城家の娘、樹理に近づくわけですが、佐久間の「覚えていてくれて、嬉しいね」 っていうキザな言い方も是非実際聞いてみたいです

樹理の話を聞くと、どうやら家出をしたらしいこと、樹理は勝俊の本当の娘ではないこと、 今は大学2年生ということなどが判明。 勝俊と今の奥さんの間には娘が1人いるらしい。樹理は前の愛人の子だとか。 でも母親が死んでしまったので、今は葛城家にいるが、立場はかなり辛いとか、、 そう言う状況のようでした。

一方、潰された佐久間の仕事の方は、メンバーを変更してもう1度やり直すことになり、 1つ後輩の杉本智也が代わりに仕切ることになった。葛城は仕事のことを

「商売という名のゲームです」

と言い、

「そこには綿密な計画と大胆な実行力が求められる」
「ゲームには自信がある」


と佐久間の心に突き刺さるようなことをズバズバと言い放つ。 佐久間には「お前たちはゲームの駒だから、自分の言う通りに動けばいい」 と言っているように聞こえた。 佐久間自信もゲームには自信があるようで、勝負したい!と思うのですが、 担当を下ろされてしまった自分にはどう勝負をすれば良いのか見当も付かない状態でした。

その夜、佐久間はモデルの卵、マキという女性と会う。 自分から電話をして会う約束をするなんて、初めてのこと。 そしてマキの友達が言ったという

「犯罪以外なら誰もあの人(佐久間のこと)に勝てないんじゃない」

の言葉。これを聞いた時の佐久間の感情描写が

自分が忘れ物をしていることに気づく直前の感覚

と書かれていたのですが、こんな表現って初めて聞きましたが、 言いたいことはすごくわかる!!ので、こういう表現はとっても好きです。

で。犯罪のことを思いつく佐久間は、樹理に「誘拐ゲーム」を持ちかけると、 樹理は同意し、佐久間の部屋へ。。 佐久間の部屋は意外ときれいに片付いており、「週に1度は掃除をしている」 ということなのですが、

「1週間は1万80分だから、30分だけ頑張れば残りの約1万分を快適に過ごせる」

そうです。1週間を「日」でも「時間」でもなく「分」に換算するところが凄いです。(^^; こういう計算を絶えずしてしまう性格なんでしょうね〜。 理系っぽいというか、何というか。。

今のところ樹理のセリフが敬語でないところが、ちょっと仲間さんのイメージと 合わない気もしますが、設定なんかは良いんじゃないかと思います。 主人公の「おれ」は、直人さんで問題ないでしょう。。(笑)

ラストのオチなんですが、「これだけは嫌」という展開を書いておきます。(^^;

全て葛城側の策略だった。。というのは嫌です。 佐久間が、企画を潰した葛城家に来るところから全て「まるっとお見通し!」(ドラマが違うか(^^;) で、勝俊が全てのシナリオを書いていたというものや、実は樹理が全てのシナリオを書いていて、 「ゲームの達人は私よ」なんていうオチは嫌なんですよね〜。。

東野さんに限って、そんな予想出来すぎる展開はないと信じてますけど。。。


で、続き。

誘拐(ゲーム)をすると決めたらどういう状況で誘拐したことにするか?と シュミレーションを始めるところが佐久間なんですね〜。 「ハンカチにクロロフォルムが染み込ませてある設定にしよう」と思いついたものの、 「やっぱりエーテルがいい」とか1人であれこれ考えているところに、樹理が

「どっちだっていいんじゃないの?」

と。。私もそう思いました。(^^; でも佐久間的には 「おれ自信のイメージ作りに関わってくるんだよ」と、狂言誘拐だと ばれないようにするためにいろいろ計算しているようでした。

そして勝俊への脅迫文を作るわけですが、「いくら用意しろ!」の部分が、最初

「現金 _億円用意すること」

と、金額のところが空白になっているところが好きでした。 これからいくらにするか考えようというのが。。 結局、「3人組だと思うかな?」というこじつけたような理由をつけて3億に決定。 樹理は単純に「1億5千万ずつ」と言うが、佐久間は「1割の3千万で良い」とか。 これを読んで、世の中の犯罪のことを考えてみたんですが、よく身代金の分け前争い なんかで仲間割れすることがあるみたいですが、このくらいの差をつけて、 お互いが納得したなら仲間割れなんて絶対起きないんじゃないか?なんて 思ってしまいました。この場合の佐久間はそういう考えじゃなくて、 単に「自分はお金が必要なわけじゃない。ゲームがしたいだけ」という意識 なんじゃないかと思いましたが。。

それから、佐久間たちが手がけていた仕事「AUTOMOBILE PARK」は最初、 何週間という表現が出てきていましたが、実際は数ヶ月だったことが判明しました。

そしていよいよ脅迫状を送る手段について考えるわけですが、電話は危険。 E-mail でも良いが、樹理が父親のアドレスを知らないので、FAX に決定。 でも当然向こうからの返事が必要なわけだが、こちらの連絡先は教えたくない。。 とうことで考えた結果「日星自動車のファンサイトの BBS に樹理の名で それとわかるように書き込むこと」を要求することに。。

FAX を送る時も、送られた瞬間に「脅迫状だ」とわかると逆探知される恐れがあるため、 文書を8つに切り、それをテープででたらめにつないで送信するというのは、 さすが用心深いですね。。でも「脅迫状」だとわからなくても「なんか変な文書が来た」 くらいはわかりそうですけど。。(^^; でもいろんなことを考えるな〜とは思いました。

そして翌日佐久間は普通通り出社するわけですが、これがとっても不思議でした。 普通誘拐犯って、絶えず人質を見張ってるというイメージなのに会社に行ってしまうというのが。(笑) まぁ、狂言なので、休む方が怪しいわけですけど。(^^; そして、掲示板でジュリという書き込みを発見! そのすぐ後に葛城勝俊が「ゲームを見たい」と会社にやってくるとか。。 なぜ??この会社に犯人がいると思っているのか??とちょっと疑問に。。

この本は、佐久間の視点からしか書かれていないので、葛城家の状態や、 警察の動きは読者に全くわからないようになっています。 そこで佐久間を用意周到で慎重なキャラという設定にして、 佐久間自身に警察の動きなんかを推測させて鈍い?読者に説明しているって いうことなんですね。(^^;

でも本では「思考」という感じで書かれてますけど、映画になるときは、 佐久間が全部喋ったりするのかな?そうなると、かなりセリフが増えそうですね。(笑)

勝俊に自分の手がけたゲーム「青春のマスク」の説明をする佐久間。 自分の経験が顔に表れる。。というような内容で、ゲームの中でいろんな経験を するわけですが、選択次第によって、顔が変化していくというゲーム。 でも、何回か、ここぞという時には「マスク」を付けることが許される。。という内容なのですが。。

このゲームの説明を聞いていたら、今、佐久間は誘拐犯としてのマスクをかぶろうとしている。。 ということなのかな?なんて思ったりしました。 勝俊ともゲームの内容についてのやりとりをしているが、その会話は 現在における現実でのやりとりとリンクする部分があり、勝俊は佐久間のことを 疑っているのか??なんて思う部分もあるのですが、何しろ小説は佐久間の視点からしか 描かれていないので、その部分はわからず。。です。

家に帰ると、樹理は「退屈だから。。」と勝手にシチューを作っていたわけですが、 そうとは知らない佐久間は、自分は外で済ませて、樹理の分として 有名なお店のお弁当を買って来てました。 そのお弁当を見つけた樹理はあっさりそのお弁当を食べることに、ちょっとびっくり! 佐久間の方が「シチューはどうするの?」と聞いてしまうくらいで、それに対して、 樹理は「どうでもいい」と答える。でも樹理のような性格って、結構好きです。

勝手な想像ですが、佐久間にとっても新鮮だったんじゃないかな。。 なんとなく、これがもし最初に結婚話を出してきた彼女だったら、 きっと「どうして食べてくれないの!」って怒るような気がしました。 そして、もう1人のOLの彼女だったら、怒るまでは行かないかもしれませんが 「もったいないから、私はシチューを食べる」って言うんじゃないかな〜なんて思いました。

佐久間は樹理に「電話には出なかっただろうな?」と確認すると、 「出なかった」と言うのですが、

「でも出なかったけど、かけちゃった」

って言うのはびっくり!! おぃおぃ。。(^^; 自分からかけてどうする!!電話を受けちゃったっていうのよりタチが悪いでしょ!! 受けただけならまだ「私じゃない」って言えるけど、かけちゃった場合はもうどうしようもないですよね。 しかも相手が留守だったから留守電にメッセージを残しちゃったって。。もう最悪です。

誘拐された人が呑気に友達の家に電話してたなんてことがばれたら絶対にまずい! 狂言だと疑われてしまう!ということで、佐久間は計画を中止しようとするのですが、

「その留守電消しに行こう!」

と樹理が提案。どうやらその友達の家は、鍵の場所も知ってるし、自由に入れるとか。 この部分に関しては「さすが小説の世界。。」と思いましたが。(笑) そこで、佐久間の車で、その友達の家に行くことに。 佐久間の車は2人乗りのスポーツカーなのですが。 「3人以上乗れる必要がない」というのがいかにも佐久間っぽいですよね。

そして佐久間と樹理はに乗り、佐久間が CD をかけたら

「案の定けちをつけてきた」

という描写があり、こういう表現で佐久間のキャラクター性をアピール してる気がしました。「樹理がけちをつけてきた」って言うのと「案の定けちをつけてきた」 っていうのは、意味的にかなり違いますよね。案の定って言うと、佐久間もあらかじめ 「こいつ、文句言うんだろうな〜」なんて思ってたってことですよね。 でも、本だとこういう描写が上手くできますが、映画になるとどうなんでしょう?

で、樹理が友達の留守電を消しに行っている間、佐久間は1人でファミレスへ。 そこで身代金の受け取り方法について 「ああいうのはどうだろう?」「いや、そうすると。。」とかいろいろ考えるわけですが、 これがかなり現実的なのがすごいです。(^^; で、考えることに夢中になっていたら。。 どうやらその間に佐久間の車に赤いスプレーでイタズラが!! ファミレスの人が持ってきてくれたベンジンとタオルでとりあえずは消してましたが、 この瞬間、佐久間も樹理も「消す」作業をしてたことになるんですね。(笑) ファミレスの人は、警察沙汰にするかどうかを気にしていた感じですが、 警察には通報せず。。になりました。(当然ですよね)

その後合流した2人はラブホテルへ。。 樹理はちょっと不安そうですが、あくまでも仕事として個室が必要だと言う佐久間。 そして援助交際について2人で話す場面があるのですが、 樹理と佐久間の言い分が全然違うのがちょっと新鮮でした。 私は今まで樹理的な考え方をしていたのですが、佐久間の考えを聞いて、 妙〜に納得したりもして。。これからは援助交際に対する考え方が変わりそうです。(^^; でも佐久間が

「世の中には金より価値のあるものがある。俺の考えでは、それは人の心と時間だ」

と言うのですが、佐久間がこんなことを言うなんてかなり意外でした。 それからもう1つ!! なぜか「俺の考えでは」のところだけ「俺」って漢字なんです!! なぜ。。?その他は全部「おれ」ってひらがなだったのに。。 これに何か意味があるのか??としばらく悩んでしまいました。(笑)

で。。佐久間は何のためにこのホテルへ入ったかと言うと。。 それは樹理に家に電話をさせるためでした。 たしかにここなら、かなり遠いし、2度と来ない場所なので、ばれても大丈夫ですよね。 しかも、佐久間としては近くの港から聞こえる汽笛が上手い具合に鳴ってくれることを祈っているようでした。 どちらかというと、この場所を教えて、捜査をかく乱させたいと考えているような感じでした。

そして、樹理は佐久間のシナリオ通りの電話をかけ「とうとうやっちゃった」と言い、 佐久間に抱きついてくるような感じで。。佐久間も一瞬樹理を意識したような感じでしたが、 そこは思いとどまってました。(^^;

それから車に乗り樹理が寄りたいという場所に行くわけですが、そこで佐久間は樹理に さっきのホテルで、自分を意識したことを突っ込まれることに。。 佐久間は「ストックホルム症候群」だと言うが、どうやら樹理の方にも同様の感情があるらしい。

#「ストックホルム症候群」とは。。
テロリストと人質が長時間一緒にいると、両者の間に連帯感のようなものが芽生えてくる。 どちらも事件を早く解決させたいというのは同じなので。その心理のことをそう呼ぶらしい。

と佐久間が樹理に説明するのですが、これは

「007の映画で言ってた」

そうです。 時期的に「007」にちょっと反応してしまいました。(笑) 佐久間は樹理の精神状態を想像するわけですが、その分析が

「彼女は今どうしようもない不安に襲われている。今目の前にいる男が自分にとって 必要だと思い込まなければいられないくらいに。おれの方もこの娘を愛しているのか? いや、違う。相手が若い女だから性的要求を抱いただけだ。でも2人にとって信頼感が必要なことは確か。 極端なことを言えば錯覚で良いのだ」

となったわけですが。。なんかこれ、どっかで聞いたことないですか〜〜?(笑)

これって、まるで「高校教師」の世界?(笑)

とまぁ、「錯覚でも良い」と自分なりの結論を出した佐久間は樹理と関係を持ってしまいました。。

なんかだんだん「原作の解説」になってきた気が。。(^^; ちょっと書き方変えます。。と言うか、後半に入ってきたので、あまり細かく書きすぎるのをやめますね。(笑)

ようやく?身代金の受け渡しがスタートするわけですが、 今まではずっと樹理に電話をさせていたのですが、 1度だけ佐久間が話す時がありました。何をするのかと思ったら、 ヘリウムガス を吸って話し始めたのにはびっくり!(笑) 混乱させたいというか、脅かしたいという意味があるのかもしれませんが、 遊んでるのか?という気もしないでもないです。(^^;

でもこの直人さんのヘリウム声は映画の中で是非聞きたいですね〜。(笑)

そして、その声で指示を出していたわけですが、取引は中止にすると 言い出す佐久間。その間ずっと録画をしているわけですが、 その映像を後から確認するが、警察の尾行らしきものは全く見当たらない。 葛城勝俊の性格なら絶対に警察に言うはずだと 決め付けていたので、なぜなんだ??と悩む佐久間。

そして、佐久間は樹理とこの先も一緒にいたい。。と思うようになっている 自分に気づく。。こっそり樹理の姿をデジカメで撮影したり、 なぜか自分の生い立ちなんかも樹理に話したりもして。。

そして「自分はずっと仮面を被って生きてきた」と言うと、

「青春のマスクね」

と樹理が反応。 「青春のマスク」はまだ発売されていないゲームなのに、 なぜ樹理がそんなことを知っているのか焦る佐久間だが、 樹理は勝手にパソコンの中身を見たらしい。。

「あなたのことをもっと知りたかったから」と理由を付けたが、 本当にそれだけなのか??怪しい〜〜。

出社した佐久間は葛城も出席するという会議に呼ばれる。 なぜ今更自分が呼ばれるのか疑問。 でも会議には出たものの自分が何のために呼ばれたのか イマイチわからない状態に。。

でも、そこで計画の時間を変更して、会議中に樹理に勝俊の携帯に 電話をさせるというのはなかなか面白い展開でした。 目の前に佐久間が居る状態で電話が来れば、さすがに佐久間のことは 疑わないだろうと思われますよね。。

当然勝俊は席を外すわけですが、「自分は居なくても良いらしい」と 判断した佐久間も会議を抜けることに。 それからはまた「誘拐犯」としての仮面を被るわけですが。。 今度は佐久間が電話に出たりもしたのですが、警察に盗聴されている 可能性を考えて 英語 で指示を出すことに。結構いろいろ話しているので、映画で このシーンを見るのはちょっと楽しみかも。(^^)

そして無事に身代金をゲットすることに成功!! 会社の戻った佐久間は、勝俊が会議の終わり頃に戻って来たことを知り またまた疑問に。身代金を渡した後に、あっさり出社するなんて どういうことだ?普通は警察に事情説明をしたりとか、いろいろあるだろうに。。 もしかして本当に警察には連絡していなかったのか??

でも、無事に身代金を受け取ったわけなので、残る問題は、 人質の返還です。。

ここから先は、最後まで一気に読んでしまいました。

結論から先に言うと、面白かったです!! 一部予想が当たってしまって、その瞬間は「やっぱり〜」と思って 多少テンションが下がりましたが、そのままでは終わらないの がさすが東野さんですね〜。すぐテンションが復活しました。(笑)

これを読んでくださっている方は、皆さん、原作はすでに読まれたでしょうか? 結構意外な展開なんですよ〜〜。(笑) 後半思いっきり佐久間に感情移入して、かなりドキドキしながら読んだので、 まだ読んでない人がいるのなら、ここにも書いちゃいけないかな?と思うくらいで。 というわけで、感想を書いたことは書いたんですが、今のところUPするのは、控えておこうかな。。 でも1つだけ!!

最後、佐久間にとって頭が混乱するような展開になるんです。 で、いろいろな仮説を立てるわけですが、だんだんとわかってくる様子の描写が

今までバラバラだったジグソーパズルのピースが頭の中で組みあがりつつある

と。。こんな風にかかれてしまうと、やっぱり「高校教師」を思い出しちゃいますよね〜。(^^;