2度目を読んで、気づいた伏線


1度目に気づいたところは載せてません。2度目に読んで 気づいたところだけ。。


教えてくれない!!

「私も共犯者なのに全然計画を教えてくれない!!」とか 「なんで取引を中止にするの!!」とか樹理が怒るシーンが 何度も出てきてましたが、これも結末を知れば納得ですよね。。



ご息女じゃなくて。。

脅迫状を出す時に「ご息女」と佐久間が書いたのに「樹理と書いて!!」 とあれだけこだわった理由も納得ですよね。あのシーンは少し 不自然だなとは思ってましたが、まさかこういう展開だったとは。。



そのファミレスに。。

横須賀に行った時に「そのファミレスに止めて」と指示をしたのは樹理でしたね。。 私は勝手に「あ、そこにちょうど良いファミレスがあるから、その辺で待ってて」 的な意味に読み取っていたので、「その」ファミレスに意味があるなんて 思ってませんでした!!



これからも生きていける

ゲームが終わった時に樹理が佐久間に行った言葉。

「ありがとう。あなたのおかげでこれからも生きて行ける」
「オーバーだな」
「本当のことなんだけど。。」

のやりとり。。これも、本当、オーバーじゃなかったんですよね。。



仮面

樹理が葛城家の人たちのことを「笑顔の仮面を付けて私のことを無視し続けた人」と 表現してましたが。。この本の中で何度も出てきた「仮面」という言葉を一番最初に 出したのは、樹理の方だったんですね。。

「ゲームの名は誘拐」って元々は「青春のデスマスク」っていうタイトルだったようですし、 本当に「仮面」がポイントだったのかも。



携帯電話

確かに今時の子が家を出る時に携帯電話を持たないなんてことは 「どんな時でも」ありえませんよね。(^^;