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あすか

放送日1999/10/4〜2000/4/1 脚本鈴木聡
音楽大島ミチル 演出田村文孝、宮崎純、六山浩一
松浦禎久、椰川善郎、久保田充

宮本あすか竹内結子 あすか(子役) 榎園実穂
宮本禄太郎藤岡弘 宮本京子紺野美沙子
藤吉玉治郎梅沢富美男 藤吉舞佐藤仁美
藤吉巌次郎芦屋雁之助 速田俊作(ハカセ)藤木直人
今村嘉三島ゆり子 寺島菊江東ちずる
榎本留吉国田栄弥 清川徹次井之上チャル
鶴見淳福本伸一 服部武春内場勝則
舞(子役) 杉本友莉亜 ハカセ(子役) 浅利陽介
綾瀬ひろこ名取裕子    


1〜42話  43〜60話 61〜80話 81〜110話 111〜133話

直人さんの出演回には  を付けることにしました。



再放送でカットされている部分について、説明してある記事がありました。 でもこの記事には、今後のネタバレ要素がかなり含まれていますので、 ご覧になる方はご注意ください。ちなみに内容は「遺跡関係」で、66話の カット分とは違うような気がします。本放送で2000年2月頃の分らしいので、 もうちょっと話が進んでから読んだ方が良いかもしれません。 http://www.tvdrama-db.com/news/20000320b.htm


最終話 
店は順調だし、徹次は看板職人に。。それにしても淳がよしこと仲良く なるとは意外でした〜!でもよしこって明るいし素直だしかわいいですよね。 個人的にはかなり好きなので、淳と幸せになるなら大賛成です! 武春だけ1人なのも「らしい」ですよね。(笑) 若い職人のどちらかに手を出しそうな気配がありますが、 ちょっと年の差がありすぎて無謀かも。(^^; 菊江は三郎太とくっつくんじゃないかと予想してたのに、 動きがなくて残念!!

そしてあすかたちの旅立ちの日。 永遠のお別れではないけど、めちゃくちゃ淋しいですよね〜。 このシーンはやっぱりウルウルでした。 でもお別れだけど、帰る場所があるっていうのは良いですよね。 数年間にいろんなことを吸収して、もっとパワーアップした状態で また戻ってこれるといいな〜。

全体を通して一言。。 この作品って展開が上手いな〜と凄く思います。

例えば、ハカセと舞と徹次との4角関係。 最終的にあすかとハカセ、舞と徹次がくっつくことを知った時には、 舞と徹次がくっついたのはてっきり「振られた者同士」という否定的な イメージだったのですが、あすかとハカセよりも先に結婚してしまうなんて 思ってもいなかったので、良い意味で裏切られました。

あと店の再建にしても同様に、「最初は皆やる気がなかったくせに、 あすかが頑張ってちょっと見通しが付いたら皆も戻ってくるのかな?」 という否定的な予想をしていたのですが、 「本当は手伝いたいけど、自分にはその資格がない。。」的な考えがあったから 協力しなかっただけで、やる気がなかったわけではないところが良かったです。 なので、皆でやることになっても、ズルイとも思わないんですよね。。

というより、私が勝手に否定的に捕らえてただけ?(笑)

あと何と言ってもキャスティングですね〜〜。 ハカセ役に直人さんを起用してくれたことはもちろん。。(笑) 榎園実穂ちゃんを「あすかの子供時代」と「あすかの娘」の2度 登場させたところが素晴らしいです!(^^) 舞ちゃん役の子も良かったですけど、佐藤仁美ちゃんを見る目が 変わりました〜。(もちろん良い風に) 今までは好きでも嫌いでもなかったですが、かなり好きになりました。 これからドラマに出る時はチェックしてみます。(笑)

149話を全部見終わった充実感はもちろんあるんですが、 終わってしまった脱力感の方が強いかも。。(^^; でもリアルタイムで見られなかったドラマで、 再放送をずっと待っていたので見られてとっても満足してます。(^^)


148話 
一晩考えたあすかはハカセに付いていくことを決意。 皆は止めましたが、「自分は京都のお菓子しか知らないから、 全国のお菓子を勉強するための良い機会だ」と。。

最後に皆に食べてもらう菓子を作ると言い、用意したのは 餡や味や色をその人のために変えて作った「あすか」。 1人1人にお礼を言いながら菓子を手渡すところは、 最高の一時でしたね〜。 終わった後に、禄太郎と京子が、「あいつは俺たちの一生一品だ」と 言ってくれたのも良かったです!


147話 
年が明けて、皆で店に戻ってきました〜。もちろん禄太郎も一緒です。 とりあえずは良かったですけど、全てはこれからですね。 新しい女将には最初あすかが指名されたものの、「自分は職人に専念したいし、 勝負の日の舞の一言が忘れられない」と言い、舞を指名。 「頑張ってみたいけど、皆がどう思うか。。」と舞が言った途端に 満場一致の拍手が起こるところは嬉しかったですね〜。 ここでもウルウルでした。

新しい工場長は武春で、禄太郎もしばらくは手伝うことになり、 こちらも良い感じです。(^^)

一方正直屋が体力の限界ということで、店を閉めることに。 職人たちは扇屋一心堂で働くことになりました〜。 でも正直屋さんには散々お世話になったので、良い展開だったかもしれません。

そして店の初日。舞は客の入りを心配してましたが、外は開店前から大行列。 こんなに皆が待っててくれたなんて嬉しいですよね。 でも、「あすか2個」とか、「あすか10個」とか言われるのは なんか不思議な感じですが。(笑) 「あすか」って緑だけかと思ったらピンクのもあるんですね。

そして徹次も「花吹雪」という菓子を作ったら好評でしたし、 いろんなことが良い方向に回っている感じですね。

そんな中ハカセだけが浮かない顔をしてると思ったら、 青森で遺跡が出そうだということで、4〜5年向こうに行きたいと 言い出したからびっくり! あすかといつかにも付いてきて欲しいと言われましたが、 どうするんでしょ??


146話 
審査をするのはたへいだけではなく、のれん会の メンバーもいるようでした。。

新月が武春に「どんな菓子なのか?」を聞き、用意してきた 3つの中から一番勝ち目のありそうなものを出そうとしてるとか。。 相変わらずやることがセコイです!!

新月の菓子は「京都一の土産物」という意味の「京土産」。 無難にきれいなお菓子でした。

でも禄太郎が協力したことを知った新月は、やっぱりケチを付けてきて、 そのことも踏まえて審査をしてくれと言い出しました〜。一瞬こちらが 不利になりかけたところに、「手伝ったというなら皆が手伝いました。 お菓子は皆で作るものだ。」と舞が弁護してくれたところも感動でした!

そして勝負はあすかの勝ち!!店を使えることになりました〜〜。(T_T)

しかもたへいは店の名義は変えておくといい、 お金は300年ローンで良いからあと300年続く店にしろと 言ってくれるなんて〜〜。本当に良かったですね〜。(>_<)


145話 
今回は初っ端から泣きました〜〜。 禄太郎が登場した途端にもう。。 「俺がお前の手になる」と言ってくれるなんて嬉しいですよね! そしてあすかは菓子のイメージを禄太郎に伝えるわけですが

「明日香村の思い出のような面白くて懐かしくて優しいお菓子。 ベースはハカセからもらった勾玉だけど、 そのまんまではなく、もっといろんな気持ちを 入れたい」と言うと、皆がそれぞれ明日香村での思い出を語り はじめるところが良かったです。さすが皆の人生を背負ったお菓子です〜〜。

禄太郎とあすかがお菓子を作ってるところもウルウルでした。 作りながら2人は和解できたし、無事に完成したし、良かった良かった!

でも完成したのは勾玉の形をした、一見何の変哲もない お菓子なんですよね〜。(^^;この菓子に込められた思いが 伝わると良いですが。。

そしていざ出陣!!


144話 
あすかの右手は骨にひびが入ったようで。。10日間は 動かせないことに。。 仕方がないので、あすかのイメージを職人たち皆で形に しようとしますが、そう簡単に伝わるはずもなく。。 そこで禄太郎ならわかってくれる!という結論になり、 玉治郎と京子が禄太郎に頼みに行くことに。 でも間に合うんでしょうか??

自分で禄太郎なら。。と言ったものの、 正直、気が進まないあすか。。でもハカセに 「1人で作るんじゃない。皆で作るんだ」と言われ、 おばあちゃんの幻にも同じことを言われ、気分が軽くなったようで 良かったですけど。。

玉治郎たちが禄太郎のところへ行っても、 禄太郎は相変わらず拒否。。 でも玉治郎が今までのことを全て詫び、「一番悪いのは自分だ」と 頭を下げ「堪忍してくれ」と土下座までするとはびっくりでした〜。 「自分がもっとしっかりしていれば、2人は駆け落ちなんてしなくても 幸せな結婚ができたはずだ」とまで言われると、 確かにそうですね。(笑)玉治郎が跡取りに決まっていれば、 京子に婿を取る話はなかったでしょうし。(^^;

果たして禄太郎の答えはいかに!?


143 話 
そうと決まれば皆で明日香村へ大移動。 舞は「プレッシャーをかけてごめん」とあすかに謝り、 散々文句を言っていた玉治郎も「お袋をあの店に戻してやりたい」と 言うようになり、皆がまとまっていく感じが良かったです!

明日香村の葛工場を臨時の扇屋一心堂の菓子工場にし、 今日は徹夜です〜〜。

京子があすかを妊娠した時に禄太郎に話した場所もここで、 あすかがいつかを妊娠した時に俊作に話した場所もここ。 自分の一番大事なお菓子だから、ここにはそういう大事な お菓子作らせてくれる魔法みたいなものがある気がする。。と。 そう言われると、そんな気になってきますね〜。(笑)

一方皆はあすかの菓子ができるのを待っているわけで、 当然いつかと愛も「出来上がるまで起きてる」と。。 そこで舞が「子供は寝る時間!」と言うのに対して ハカセが「今日くらいいいじゃないか」と言っても却下。

そこでいつかが愛に一言「あいちゃんのとこ、鬼母だ」と。。 いくらなんでもそれは言い過ぎです。(^^; それを聞いた舞は「どういう教育してるの!」と怒り、 「やっぱり結婚しなくて良かったわ」とキツイ一言を。 それに対して「僕も良かったわ、結婚しなくて」と ハカセも対抗してましたが、こういう話がさらっとできるように なったのも良いですよね。(^^)

徹次があすかの様子を見に行くと、工場であすかが道具の 下敷きになっていました〜〜。(>_<) 大事件です!!


142話 
勝負の日まであと1週間。ご隠居さんには「奇抜なものはダメ」と言われ、 若い女性職人には「個性的なものが良い」と言われ、どういう菓子を 作ればいいのかさらに悩むあすか。。

禄太郎に相談すると「もてなし」だと言われるものの、 「もてなし方は相手によって違う」とまたまた悩みはじめます。。

気晴らしにハカセといつかと一緒に明日香村へ行くことに。 奈良のおばちゃんには「必ずできるから焦ったらダメ」と言い、 前に忘れ物をしてたと「勾玉」を返してくれました。。

そして勝負の前日。。勾玉を握り締めながら「もてなし」について悩むあすかは、 今までの禄太郎の言葉を思い出し、ついに何かひらめいたようで〜〜〜。 「あすか」という菓子を、明日香村で作りたいと。。


141話 
新月との勝負をさせてもらうことが決定! 題は「一生一品」で、死んでも残る菓子と。。 新月にもまだないものなので、良い勝負になりそうですね。

「できなかったらどうしよう」 と悩むあすかに「アホ!」と怒鳴るハカセ。 その後で、あすかの手をとって 「ラッキーな手や。。こんな大仕事できる手、滅多にない」と 抱きしめてくれるところがめちゃくちゃ優しい〜!

いつかや愛もいろいろ提案してくれるものの、 なかなか「これ!」というのが決まらず。。 佐和子に連れられ、着物や陶芸の職人さんのところへ行き 「職人の技は皆一緒だ」と教えられてましたが、何かヒントを 得られたでしょうか。。

そして太兵も、あすかを菓子の道に引っ張りこんだのは 自分だと思っているとか。。太兵も少しは責任を感じてるんでしょうか。

そして夜中に武春が飛び込んで来たので事情を聞くと、新月を出てきたとか! 「新月の人間ならできるだろう」とあすかとの勝負の菓子を 武春に作らせようとしたようで。。なんか踏み絵みたいですね。(^^;

でも武春はやっぱりそこまではできずに店を飛び出し、 自分は扇屋一心堂が沈むなら一緒に沈むとまで言い出し。。 ますますあすかのプレッシャーが。。(^^;


140話 
結局日高と洋子と一緒に経営方針を決定するものの、 まだ菓子はできず。。太兵のところに店の交渉に行くものの 菓子ができていないため、取り合ってもらえません。。

そうこうしているうちに、太兵が新月と契約寸前に! 最後はあすかが直接頼みに行くことになり、 ご隠居さんと一緒に「新月と最後の勝負をさせて欲しい」 と頼み、「自分の全てをかける!」と必死にお願い。。

ここまで言ったわけなので、チャンスだけでも与えて欲しいですね〜。


139話 
禄太郎との話をあすかに伝えない京子。 でも淳から話を聞き、全てが自分の菓子にかかっていると知る わけですが、これじゃぁプレッシャーかかりすぎですよね。 ちょっと気の毒です。。

そこへ懐かしいお客様、マイケルが登場し、 インターネットで世界中の人に見せよう!と提案。 その反応が少しずつ来はじめましたが、 それでもどうしても時間がなくて、また日高に頼ろうとする 玉治郎に皆は当然大反対。でもすでに約束したらしく、、 日高と洋子が来ましたが、まさかこの2人が再び出てくるとは意外でした。(^^;

とりあえず早くしないと、店が新月のものになってしまいます〜〜。 急がねば!!


138話 
うまいもんやは相変わらず大行列。 新月は店の前で「冷やし小豆」という和菓子まで売ってるとか! その菓子を作ったのは武春で、武春自身も 「これが自分の一生一品になるかもしれない」とまで 言うほどの良い出来でした〜。こうなるとあすかはますます焦りますよね。 いつかや愛も案を考えてくれるものの、そう簡単には決まらないですよね〜。

京子は禄太郎に「力を貸して欲しい」と言ってみるものの、 「自分が伝えたいことは3番勝負の菓子に全て込めた」と、 協力するつもりはないらしい。。

そしてすでに自分たちの行いを全て否定的に考えている禄太郎と 京子ですが「あすかの菓子ができなければ、自分たちがやってきた ことは全部間違い。でもあすかの菓子ができたら 俺たちの勝ちだ。その時、あいつが俺たちの一生一品だ」と。。

その話を淳が聞いていたので、きっとあすかに伝えるんでしょうね。(^^;


137話 
佐和子が太兵衛と一緒にやってきましたが、 太兵衛はおかめ饅頭の件でやっぱり怒ってました〜! 謎の大家さんが太兵衛だということも判明しましたが、 こちらはある程度予想してたので、驚きはなかったです。。 協力してくれるつもりだったけど、おかめを売ったことで 白紙だと。。それを聞いて皆はまたやる気がなくなって しまいました。(T_T)

その隙に新月が太兵衛に接触してるし、 舞は姫路に帰ると言い出し徹次と大喧嘩。 でもそこへ京子と玉治郎が来たおかげで、 皆も少し持ち直したようですが、やっぱり前途多難です。。


136話 
佐和子の話は予想通りで、百貨店の「おかめ饅頭」を持ってきて 「どういうことだ!」とこちらも激怒。 商標を売ってしまったことが信じられないようで、 「応援団長を下りたい」というものでした。。

最後の頼みの綱が切れそうな時に留さんが登場! 京子が10年前に商標を売って助けたお店の人に会ったらしく、 10年前、そのお金がなければ、自分の会社が潰れていた。。という 話を聞かされたとか。

そして話を聞いているうちに「京子は正しいことをしたのでは?」と 思うようになり、ご隠居さんにも全て話したところ「京都の老舗の女将の仕事だ」と 言われたとか。。 佐和子もわかってくれて、応援団長をしてくれることになり、 とりあえずは一安心でした。

でも確かにそうですよね〜。 借金を踏み倒して、よその店を潰してしまっていたら、 自分たちの店を再建。。なんて絶対できないですよね。 やったとしても物凄く恨まれそうですし。。

皆も京子のことを認めて、皆で謝罪&お礼に行って 「おかめ饅頭のことは忘れる」「おかめ饅頭より大事なものがあることがわかった」と、 それぞれが言うところは良かったな〜。かなりウルウルしてしまいました。(^^;

皆はおかめ饅頭のことは忘れて1から頑張ろうという気になったし、 京子も再建のために動く気になったし、本当に良かったです〜〜。


135話 
おかめ饅頭の完成に皆は大喜び。 禄太郎と京子が必死に抵抗するものの、理由を聞かずに 納得するはずがなく。。1日だけ待ってもらうことに。 どうやら明日の百貨店の会議で決まるようで、 それに賭けると。。でもかなり危険な賭けですよね〜。

でも結果はダメで来月百貨店で売り出すことになるとか! 皆にも正直に話したものの、皆は大激怒。 一番怒った留さんは、出て行ってしまいました〜。(T_T) 京子はこの間の禄太郎のように、むか〜しのことまで 遡って後悔しはじめるし、また悪循環です。。

そして百貨店で「おかめ饅頭」が売られ、それを食べてみると。。 形は同じだけど、「機械の味」で全然違うとか。。 初めてそれを食べた人は「これがおかめ饅頭だ」と思われてしまうわけなので、 辛いですよね。。

当然皆もやる気も失せてしまい、佐和子に相談しようと決まったところへ 佐和子が来店。ちょっと怖い顔で「話がある」と。。絶対良い話じゃないですよね〜。 聞くのが嫌だなぁ。。


134話 
今度はひろこが京子に対して思っていたことを言うことに。。 「自分は女将になりたかった」とか「京子に対して女の友情を感じていた」とかいろいろと。。

そして最後に「本気の勝負ができなかったから、今度はしたい」と 言ったものの、禄太郎とあすかまで反対するのを見て、 ひろこは怒って帰ってしまいました〜。(T_T)

京子は百貨店の方と交渉しているものの、百貨店も景気が悪いらしく、 「おかめ饅頭を商品化して売る」という話も出てるとか!? ヤバイです。。

ひろこは俄然張り切りだして、皆を引っ張るようになってましたが、 そういえばハカセって、いつも一緒にいるけど、仕事って大丈夫なんでしたっけ?(笑)

そして徹次と留さんは、おかめ饅頭をとうとう完成させてしまいました〜。 「明日から売り出す!」と張り切ってますけど、、どうするんでしょ?(>_<)