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No.647■天国のダイスケへ(SPドラマ)
投稿時間:2003/01/03(Fri)
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私も正直言って、今まで駅伝って、何が楽しいのかわからない人の1人でした。父親が駅伝が大好きで、必ず見ていたのを横目で見ながら「何時間も見てたって、ずーっと走ってるだけなのに。。」とさえ思っていたので。。でもこのドラマを見て、ちょっと見る目が変わりました。とにかく泣けました〜〜。(;_;)

しかも、あの駅伝の映像って、てっきり去年の分を使ったのかと思ったら、まさにオンエアー日にやっていた往路の映像だという話を聞いたのですが、本当なのでしょうか?それだとしたら、制作側は、すごい気合の入れ様です!!私は当然昼間の駅伝は見ていなかったので、本当かどうか自分自身で確かめられないところが残念ですが。。

小栗旬くんは、前から結構好きでしたが、今回はすごく良かったです!なんかドラマが始まる前から「泣く準備万端」で臨んだわけですが、たいてい「泣くぞ!」って思ってるものに限って、拍子抜けする場合が多いと思うのですが、これに関しては、予想以上でした。

初っ端、まだ洋平と大輔が出会う前の、大輔が走ってるシーンを見ただけでうるうるしちゃった気の早い私。(笑)異動させられてやる気のない洋平と、一生懸命の大輔を見て、初っ端から、大輔応援モードに入ってました。でも確かに、自分がインタビューする選手の顔もわからないような人には、何も話すことはないという大輔の気持ちはもっともですよね。

それと、タスキの話で、「繰上げタスキ」の話のところでも泣けました。。私はそれまで「繰上げタスキ」って、待ってる人は「遅いな〜、もう!」って思ってるのかと思ってたんです。さらに、「もし繰り上げスタートした次の人がすご〜〜く早い人で、仮に1位になったら、それは正当な1位として認められるのか?」なんて真剣に考えたこともあります。実際にはそこから1位になることなんてことは、ほとんど不可能だとは思いますが、絶対とは言い切れませんよね。なので、「繰り上げタスキって場合によってはお得なのかも?」とまで考えたこともあります。でも実際は全然違ってたんですよね。自分の大学名の入っていない、無地のタスキをかけて、走らないといけないということが、駅伝の選手にとっては、ものすごく悔しいことだったなんて、考えたこともなかったです。。

「マラソンは倒れる人は少ないけど、駅伝は倒れる人が多い」というのも言われて初めて気づくことでした。これに関しても、私は実際とはかけはなれた考えをしていました。今まで特に口にしたことはありませんでしたが、真実を知ってしまった今となっては、もう書くのも恥かしい考えた方なので、ちょっと省略しますが。。(^^;とにかく、「自分の限界以上の力を出してしまうから」だったんですね。「知らないって罪かも」とも思ってしまいました。

大輔の最後の駅伝で、満足の行く走りができなくて、号泣するシーンも泣けました。。目標の9位以内に入れたというのが救いですが。

でも病気になってからも、自分のことよりも周りの心配をしてる大輔を見てると、「どうしてこういう前向きな人の命が奪われるんだろう。。」って、すごく思います。

やけになったりせずに、ひたすら前向きなところがまた見ていて辛いんですよね。。「死ぬのは怖くないけど、
お母さんが悲しむから、親不孝はしないよ」っていう言葉がダメ押しでした。(;_;)それと、大輔が良くなったらご馳走するという洋平に対して「ホットドッグが食べたい」っていう真澄にも。。

大輔のおかげで、洋平は変わることが出来て、結局真澄とも結婚したわけですが、息子が生まれてたので、名前は絶対「大輔」にしたのかと思ったのですが、さすがにそこまではしないかなぁ。。?

あと最後に「絶対だ」っていう、大輔の口ぐせ?を洋平が使っていたのはちょっと良かったかな。。

すっご〜く泣けるドラマだったのですが、電車に乗らずにホームに立っている福山さんを見てたら「シャンプーの CM ?」と思ってしまったり、真澄が洋平の部屋の合鍵をこっそり返しに来たのは良いけど、帰りは閉めて行かないの?と、余計なところが気になってしまいました。(^^;

まぁ、それはおいておいて、、このドラマを録画で 1/3 に見たのが残念!!昨日見ていれば、今日の復路の駅伝、絶対見たのになぁ。。と思う私は我ながらとっても単純です。(^^;