原案：青木雄二
脚本：高橋ナツコ
演出：塚本連平
P：五十嵐文郎、三輪祐見子
キャスト：菊川怜、沢村一樹、佐藤藍子、山下真司

お金絡みのドラマということでちょっと期待していましたが、かなり面白かったです！！

ところどころ自分を見ているような気にもなったりしましたが。(^^;私も昔から「お金の音で金額がわかる〜！」って結構自慢してたんですけど、要するに貧乏ってことなんですね。(^^;でも私は９枚同時だと多分わからないのであやめほどではないです！（笑）私はそんなにうるさく言ってるつもりはないんですけど「貯金、趣味だよね？」と言われたことはあります。貯金とか節約とか大好きですけど、ケチではない。。と自分では思ってるんですが。(^^; 例えば「ATM での時間外手数料は絶対払わない」とか、そういうのって当然ですよね？なんで自分のお金をおろすのに手数料払わなきゃいけないんだ〜！と思います。実際 ATM なんだから「手」はかかってないだろうに！！って感じです。（笑）

「鉄」の字が「金を失う」って話はよく言われてましたよね。「国鉄」が名前を変えたのは「国が金を失う」だからだとか言われたりもして。（本当かどうかは謎）

菊川怜はあまり好きではないんですが、この役なら見られそうです。そして沢村一樹のこういう役は好きですね〜〜。お人良し過ぎるというかバカというか。。（笑）６０万円の英会話教材は普通買わないですよね。。しかもそのテープを山中林さんが自分が吹き込んでるって凄過ぎ。でもクーリングオフが８日以内というのは、常識ですよね〜〜。(^^;

真一の家（ですよね？）が、「トリック」の奈緒子の家と同じだったような気がしたのですが、あの家って貧乏の象徴なんでしょうか？（笑）怪しいインド人なんかも出てきたし、ところどころ「トリック」を思い出してしまいました。

でもその貧乏な真一が結婚することを知って、「貧乏同士が結婚したら超貧乏」には笑えました。婚約者があの指輪をしてるのもすごい。あのカップルには一瞬引いてしまいました。(^^;

１０００万を目標に貯金してきて１話であっさり貯まってしまったので、盗難に遭ったり、真一に貸したり。。とかするのかと思いましたが、「足りないんだ！」というオチだったのは良かったです。これからもどんどん貯めてちょうだい！という感じです〜。参考になるものがあったら実践させて頂きます！（笑）

今回、ドラマを見終わってまず最初に給料明細を広げました。（笑）計算してみたところ、ランチは基本給の 4% というのはクリアしてました〜。(^^)vまぁ、社食なので楽勝なんですが。（笑）

次に夜の外食。給料の 5% 以内というのは。。その月によるな〜。でも平均すればこちらもクリアしてると思います。(^^)v

でもあやめは３歳で貯金デビューとは凄過ぎです。。私が３歳の頃なんて、お金を持った記憶さえないです。お小遣いをもらったのは小学校１年生からだったし。。周りの友達は「１ヶ月何百円」という風にもらってましたが、うちの場合は「１週間に百円」で、毎週月曜日にもらってました。(^^;でも今考えると月に４００円だったってことなんですよね〜。少なっ！！でも「お小遣いが足りない」ということは１度もなかったですが。（笑）今の小学生ってどのくらいもらってるんでしょう？

今回は不動産トラブルでしたが、家賃が一度に３万円も値上げなんてありえない〜〜。そして今回の怪しい人は土井村という名前。３文字の名前が怪しいというのはちょっと笑ってしまいましたが、そういえば、前回も山中林でしたね。これから毎週３文字の怪しい人が出てくるんでしょうか。（笑）

そして、毎回真一を助ける展開なんでしょうか？あれだけ条件の良い家が７万円以内で借りられるわけがない！！結構自分があやめに重なるので、真一とか春奈みたいに何も疑わずに行動してる人をみるとちょっとイライラしたりもします。(^^;

今回も面白かったけど、前回ほどではなかったかなぁ。。もっとあやめのお金論が炸裂して欲しいんですよね〜。でもまた来週以降に期待です！でもこのドラマ見てると貯金したくなりますね〜。（笑）

「夫婦○○」なんて１つ壊れたら両方買い直さないといけないとか、まとめ買いは「売れ残り大量処分」とか、３割引にしても儲かるなら定価が高過ぎるとか、ジューサーは最初の１週間しか使わないっていうのは、なるほど〜って感じでした。そういえば家にも昔「ホットサンドメーカー」がありましたが、最初しか使ってなかったような？(^^;

でも今回買い物に関して「私には関係ないけど」と言っていた今日香が彼とトラブって、思いっきりはまって、５００万以上買ってしまうのはちょっと説得力なかった気もしますが。。でもあの竹中田という名字の店員が出てきた時には、もっと何かあるのかと思ったのに、あっさりしすぎてたのがちょっと残念だったかなぁ。。結局「サクラ」は使ったけど、商品には問題がなかったということなんですよね？？てっきりまた怪しい商品を売っているのかと思いました。(^^;

でも今日香が５００円玉を持ってあやめの家に来た時、「もらえる」と思うあやめって一体。。

最後は今日香のために会社の前で「ブランドバーゲン大マーケットを開催」してましたが。。「来なきゃ損」とは言ってましたが、一言も「バーゲン」とか「安い」とは言ってないんですよね。(^^;実際、錦鯉も１円も値引きせず、１５０万で売ったようですし、「５２７万円売る！」と言っていたので、あやめのことだから、他の商品も定価で売りそうです。(^^;そうそう！定価で売ると言えば。。少し前に不要品をオークションに出した時に、最初は安めに設定したのですが、結構上がってきて、最終的に送料なんかを含めると、結果的に定価以上になってしまう価格で落札されたものがありました。(^^;今売ってない物ならともかく、お店で買えるものだったのに、定価以上で落札する人がいることにびっくりでした。(^^;友達でも同じ経験した人がいるようですし、「オークションに出ているものは安い」って思い込んでいる人っているのかもしれないですね〜。そんな感じできっとあやめも定価で売りさばくんだろうな〜なんて思いました。（笑）

個人的には、今回、山下真司さんが「なぁ、お前たち！」と言ったシーンに反応してしまいました。(^^;その口調がまるで滝沢先生（by スクールウォーズ）だったので。。（笑）

それにしても、今クールのドラマって、バカップル多い？（笑）

あやめって、携帯電話を持ってないどころか、家の電話もないんですね。そして家賃は３万６千円でお風呂はなしと。。でも毎日銭湯に通うことを考えたら、お風呂付きの部屋の方が安いのでは。。？

今回初めて知ったのが、ひだまり商事がヘルメットとかを作ってる会社だったということ。「営業に行く！」とか言われても何の会社か疑問だったんですよね。(^^;

でも今時テレクラで騙される人なんていないでしょうに。。(^^;なんて、それを言ったら今までのネタも全部そうなんですけど。。（笑）５０万円の電話機と聞いても何も疑わない春奈って、あまりにも常識がなさ過ぎて、見ていてちょっとイライラします。。でも真一がそのセットを見た時の「古っ！使えるの？」にはちょっと笑えました。あの真一でさえ怪しいと思うってことなんですよね。（笑）

そして例の指輪ですが。。結局１００万で売ったものを１５０万で取り返したってことなんですよね？いくら真一にとって大切なものだからって、あやめがそれをあっさり買い戻してしまうところが何とも言えないですよね。。売った後に気づいたから仕方ないのかもしれませんが、それなら最初から１００万貸してあげれば。。なんて思ったりもして。（笑）あ。でも。。そのおかげで真一たちには１００万ではなく１５０万円の貸しを作ることになったわけなので、２人を結婚させたくないあやめとしては、実はその方が良かったりするんでしょうか？もしかして確信犯！？（笑）

でも最近は、あやめの節約話が聞けなくてちょっとテンション下がり気味です。。もっと節約話が聞きたい〜〜〜。そしてあの「裏技」の本に書いてある内容も気になります！でもあやめにはあの本も買おうとするのではなく「立ち読み」で済ませて欲しかったな〜。（笑）

なんか、このドラマだんだん方向性が変わってきてません？？もっと銭の道を極めて欲しいのに、だんだんあやめが普通の女の子になってしまうのがつまらない〜〜。

１本２５万円の包丁を買ったり３５万円の圧力鍋を買ったり、トータル１２０万円もかけるなんてありえない〜〜。普段ならあやめが「これ、どういうことっ！？」って乗り込んで行くはずなのに、今回はその役を真一がやってるし。(^^;

しかも今回は、ブレーカーを勝手に落としたりもして。。今までは何だかんだ言っても正統な行動をしていたのに、あやめが銭の道ではなくて、犯罪の道に変わってしまった〜〜。(T_T)

あやめが今でも真一のことが好きなのはわかりますが、これで２人がくっついちゃったら、春奈の立場は？？今からでも軌道修正して欲しい。。

前半は真一が結婚式の話に乗り気じゃないような気がしたので、迷い始めてるのか？と思ったりもしたのですが、やっぱり最終的には春奈を選ぶんですね。。

あやめが真一と春奈の関係を「ピン札みたい」ってお金に例えるのはさすがって感じですけど、あやめの言いたいことはすごくわかるんですよね〜。(^^;私もピン札が来ると使えないタイプなので、そのまま貯めておくわけですが、そのうち「ピン札しか手元にない！」という状態に陥るわけです。。困るんですよね〜〜、こうなると。（笑）

今回は「タダで結婚式ができる」と騙されてしまったわけですが、騙す側の小野崎はまだまだ「恋は戦い！」でのホストのイメージが強いです。。(^^; 今回は似たような役だったので抵抗はなかったですが。でも３０年間行きたい放題で５０万円って凄いですね。しかも「自分もまだ行ったことがなくて。。新婚旅行までとっておく」なんて怪し過ぎ！！でも最後、騙したお金まで洗いに来ちゃうところはなんかちょっと親しみを感じたんですが、「myザル」を持って来てるのは笑えました〜〜。でもあやめと会ったシーンを見て、不覚にも？ちょっとかっこいいかも。。なんて思ってしまいました。(^^;ふじっきーと同じ事務所だっていうことが判明したので、贔屓目に見てるだけ。。ということにしておこう。（笑）

今回１つ突っ込みたかったのは、ホッチキスが手動だったこと。普通コピーする時に同時に留められるでしょ。。(^^;

今までの３文字の人って胡散臭くて嫌いな人が多かったですが、小野崎は結構好きかも。（笑）まぁ、最終回まで出るみたいなので、嫌いなキャラだと辛いので、良かったかな。なんかあの役を見てると、少し前のふじっきーを想像するんですよね〜。(^^; 同じ事務所だからか？（笑）

それにしても、今回は保険の営業マンですか〜。確かに「あなたを一生守ります」って言うのは嘘じゃないかも？(^^;でも社員ではなかったようですが、本当にあの会社の人だったんでしょうか？謝りに来た上司は本物？とか、とことん嘘なのかと疑ったりして。（笑）

でもあやめのせい？でクビになった小野崎が、「ドンペリ」とか「キャビア」とか偉そうに言ってて「キューバ産の葉巻」でソーセージが出てきたのは笑えました〜〜。それにしてもお金の絶対音感まであって、つもり貯金までしてたことがあるなんて、あやめの弟なのか？なんて思ったりして。（笑）

でも小野崎が「俺と組まない？」ってあやめに声をかけてましたが、組んで何する気なんでしょう？まさか詐欺？(^^;でもあやめと小野崎のやりとりは結構楽しいかも〜。

今回は霊感商法でしたが、「裏地にお金をかけてるから怪しい！」っていうのがすごいですよね。(^^;でもトリックは巧妙でもなんでもなく、かなりお決まりでしたよね。（笑）最初は相田がペラペラと太田川に話したのかと思いましたが。(^^;

そして、小野崎とあやめが接触しだしてから、真一とあやめの関係が思いっきり逆転してますね〜。個人的には、あやめと小野崎のやりとりはかなり好きなので、真一はあんまり絡んで来て欲しくないんですが。。小野崎といると調子が狂うというあやめの気持ちはわかるような気も。ただ、財布の中身の枚数を当てる能力は、事件関係で生かしてくれる方が良かったな〜。。今回、小野崎があの壺にゴミを捨てるシーンが結構好きでした。（笑）

今回の大発見。あやめって家に電話持ってたんですね！いっつもアパートに付属の電話を使っていたので、てっきり回線引いてないのかと。（笑）でもあやめの場合は、「持ってない設定」でアパートに設置に電話を使ってる方が良かったと思うんですけどね〜。

今回は「和牛オーナーシステム」で、その会社の名前が「五つ蟻」って。。「いつわり」ですよね。ほんと、いろんなのを考えますよね。(^^;

それにしても弁天様が冊子に載ってたら、普通まず確認しますよね。。あっさり信じてしまうなんてあやめらしくない〜！社長の名前が「にしきだ」って名前を聞いた時は、一瞬「錦田？」と思ってしまったんですが、「西木田」っていう３文字だと知って「西木」っていうのが気になったんですよね〜。聞いたことない名字だったし。。なので、牧場の表記を見た時に「栗田牧場」っていうオチなのはわかりやす過ぎでしたね。。ただ、牧場であやめが馬糞のところで転んだ時に、真一と小野崎が「えんがちょ。。」と言って、指でバリアしてるのがなんか可愛かったです。（笑）そしてすももちゃんを見た時の真一のアイフル状態もすごい！でも、あの鳴き声が聞けるテレホンサービス？って、あれを「すももちゃん」だと信じるのはどうかと。。(^^;どっかの牛の鳴き声の録音に決まってるでしょー！

でも西木田が詐欺だったというのはお決まりとしても、それを素早く察知して、逆に騙してしまうところが小野崎ですね〜。でもあやめの条件通り、１０００万円持ってプロポーズしに来たわけですけど、そういうお金でも有効なんでしょうか？（笑）でも小野崎って、また何か悪いことするんじゃないか？って思ってしまうんですが、憎めないんですよね〜。なんかあやめの気持ちもわかるな〜って感じです。(^^;

今回は三田森という真一の先輩が登場してましたが、「三田」でも「森田」でも「森で」も良い！ってパワーアップしてるのがすごい！でも山中林も「林」でも良かったみたいですが。（笑）三田森の秘書がアニータという名前だったり、「ボッタグーリ」っていうブランド名だったり、相変わらずネーミングがすごいです。(^^;

そして、一時は真一があやめのことを気にしていたようですが、あやめもまた真一のことが気になってるんですね。。もう小野崎でいいじゃん！っていうより、小野崎のがいいじゃん！（笑）折角小野崎が真面目に働き始めたのに、なんか可哀相〜！！

でも商標法違反で真一は逮捕されてましたが、すぐ出てこられるのか、あやめが「待ってる」という展開になるのかよくわからないですが。。でもあやめと真一がくっついて終わるというのは、ちょっとつまらなくないですか？(^^;

小野崎は本当にあやめのこと好きだったんですね。。なんかすっかり良い人になって、最後もそっといなくなるところがなんとも淋しいー！！小野崎可哀相過ぎです！

電話攻撃に対して「変に電話線抜くより。。」とあやめが言うと妙に説得力があります。（笑）眠れない夜にはお金を数えるとか、そういうところもあやめらしいですよね。でも１０００万円をひらひらしながら自転車に乗る人は。。。いない！！途中で転んだらどうしよう〜と、ヒヤヒヤしちゃいました。

でもいくらブランド物が安いからって、２０万も３０万も買ってしまう人たちがあんなに多いのが信じられない〜〜。そんな大金を出すならもうちょっと本物かどうか確認しろ〜！って感じです。そして、１度騙されたのにも関わらず、「今度は半額の半額で」と言われて、またしても買ってしまう人たちには絶句。。少しは懲りて欲しい。(^^;

でも真一のために、貯めた貯金を使ってしまうあやめにはびっくり！でも「お金があれば幸せになれる」っていうのは間違いだと思うけど、「愛さえあれば幸せになれる」ともやっぱり思えないですよね。。だって、今回のことだって、あやめのお金があったから真一を助けられたわけだし、やっぱりお金も（！）大事です！！

１年後の真一が小銭の絶対音感を身に付けていたのは意外でしたが、無事に１０００万円も貯めたようだし、ハッピーエンドなんでしょうか。。個人的には小野崎派だったので、あんまり嬉しくはないんですが。（笑）

総合評価はストーリー的には★★★なんですが、小野崎の登場で＋１個付けておきましょう。（笑）★★★★